学校評価 | 駒澤大学附属苫小牧高等学校

●実施期間:令和6年2月2日~3月14日

●対象者数: 教職員39/67名、生徒448/765名、 保護者500/765名(classiを使用したオンラインアンケートを実施)

●評価判定:A(そう思う) B(ややそう思う) C(あまりそう思わない) D(そう思わない)

●評価結果:%(小数点第一位まで表示)

集計結果

No評価分類評価規準対象
1満足感(充実)感本校では生徒に指導することにやりがいを感じていますか。教職員23%62%10%5%
本校の学校生活が充実し、入学して良かったと思いますか。生徒64%31%2%3%
本校に子供を入学させて良かったと思いますか。保護者66%34%0%0%
2教育の目標本校の教育理念や目標はわかりやすいですか。教職員24%57%10%2%
生徒47%41%11%1%
保護者36%57%7%0%
3教育課程本校のコース制のクラス編成(文化・体育・総合・大学進学・国公立進学)は有意義だと思いますか。教職員17%38%29%10%
生徒65%23%10%1%
保護者65%28%6%0%
4学習指導本校では生徒に学力を身に付けさせることに熱心だと思いますか。教職員10%45%31%7%
本校の先生には生徒に学力を身に付けさせることに熱心な先生が多いと思いますか。生徒53%32%14%1%
保護者29%43%18%1%
5学習意欲生徒は意欲的に授業に取り組んでいると思いますか。教職員5%29%50%10%
あなたは意欲的に授業に取り組んでいると思いますか。生徒47%42%9%1%
子供は意欲的に授業に取り組んでいると思いますか。保護者22%0%26%2%
6学習評価本校では生徒をよく理解し、客観的に評価していますか。教職員10%48%36%0%
本校の先生は生徒達をよく理解し、客観的に評価している先生が多いと思いますか。生徒53%36%7%2%
保護者28%51%18%1%
7学級(年)経営本校では担当の学級または学年で熱意を持って指導にあたっていますか。教職員24%52%14%0%
あなたの学級担任又は副担任は熱意を持って指導にあたっていると思いますか。生徒70%22%5%2%
子供の学級担任又は副担任は熱意を持って指導にあたっていると思いますか。保護者55%38%3%2%
8主体性の育成本校の球技大会や駒澤祭などの学校行事は生徒の主体的な取り組みを育成していると思いますか。教職員12%69%7%5%
本校の球技大会や駒澤祭などの学校行事はあなたの主体的な取り組みを育成していると思いますか。生徒69%21%8%1%
本校の球技大会や駒澤祭などの学校行事は生徒の主体的な取り組みを育成していると思いますか。保護者54%38%7%1%
9健康本校では生徒の健康管理や安全指導が適切に行われていると思いますか。教職員17%52%21%2%
生徒59%31%8%1%
保護者38%42%13%4%
10進路指導本校では生徒の進路希望実現のために進路情報の提供や熱心な指導をしていますか。教職員14%57%17%5%
本校は生徒の進路希望実現のために進路情報の提供や熱心な指導をしていますか。生徒64%24%8%1%
保護者32%51%15%1%
11部活動の充実本校では部活動に熱心に指導にあたっており、部活動は充実していると思いますか。教職員29%60%5%0%
部の顧問は部活動に熱心に指導にあたっており、部活動は充実していると思いますか。生徒68%22%3%3%
保護者58%32%4%1%
12環境整備美化本校では環境の整備や美化に積極的に取り組んでいると思いますか。教職員7%62%19%2%
本校は環境の整備や美化に積極的に取り組んでいると思いますか。生徒56%30%12%2%
保護者46%42%9%2%
13生活・社会性指導本校の容儀服装指導や挨拶の指導は生徒にとって社会性を身につけさせていると思いますか。教職員14%67%10%2%
本校の容儀服装指導や挨拶の指導はあなたにとって社会性を身につけさせてくれていると思いますか。生徒61%25%10%4%
本校の容儀服装指導や挨拶の指導は生徒にとって社会性を身につけさせてくれていると思いますか。保護者45%42%10%2%
14カウンセリング・マインド本校では生徒の悩み等の相談に気楽に応じていると思いますか。教職員17%62%14%0%
本校には生徒の悩み等の相談に気楽に応じてくれる先生が多いと思いますか。生徒58%31%7%1%
保護者27%52%17%1%
15教職員の対応本校では電話対応や来校者への対応が良いと思いますか。教職員21%55%14%2%
本校の教職員の電話対応や来校者への対応が良いと思いますか。生徒60%30%7%2%
保護者53%38%7%1%
16保護者との連携本校ではPTA活動や家庭との連携を積極的に行っていると思いますか。教職員0%50%33%10%
本校はPTA活動や家庭との連携を積極的に行っていると思いますか。生徒44%34%17%2%
保護者24%46%26%3%
17地域貢献本校はボランティアやアルバイト、行事参加等により地域に貢献していると思いますか。教職員5%52%29%7%
生徒50%33%13%2%
保護者37%46%14%1%
18危機管理体制本校は防災や来校者のチェック体制等危機管理体制が充実していると思いますか。教職員5%43%36%10%
生徒44%38%13%1%
保護者28%52%15%3%
19情報提供本校はホームページや学校(学校・学級)だより等で情報を積極的に情報提供していると思いますか。教職員5%57%26%5%
生徒59%29%9%1%
保護者41%43%13%1%
20服装本校の生徒は制服を正しく着こなしていると思いますか。教職員7%57%21%5%
あなたは制服を正しく着こなしていると思いますか。生徒83%10%5%2%
あなたのお子さんは制服を正しく着こなしていると思いますか。保護者64%32%2%1%
21レストランの運営あなたは本校のレストランを利用したいと思いますか。教職員24%24%24%21%
生徒46%19%13%18%
あなたのお子さんに本校のレストランを利用させたいと思いますか。保護者25%13%28%22%
22ICTの運用生徒は、タブレットやスマートーフォンなどICT機器を授業で積極的に活用していると思いますか。教職員2%57%31%2%
あなたは、タブレットやスマートーフォンなどICT機器を授業で積極的に活用していると思いますか。生徒75%17%5%2%
お子さんは、タブレットやスマートフォンなどICT機器を授業で積極的に活用していると思いますか。保護者47%42%7%1%
23ICTの効果ICT機器を利用することで、生徒にとって授業がより分かりやすくなっていると思いますか。教職員7%60%21%5%
あなたは、ICT機器を利用することで、授業がより分かりやすくなっていると思いますか。生徒67%24%7%1%
お子さんは、ICT機器を利用することで、授業がより分かりやすくなっていると思いますか。保護者26%58%13%1%
単位:%

三者評価

1.教科等の状況

① 教科等の授業状況
② 教育課程等の状況
③ 進路指導の状況

(自由記述欄)

・ 特進教室や特意スポーツ又は文化に関する生徒に対する個々能力をのばす教育には感銘をうけている。
・ 学校評価アンケートの評価分類における「教育課程」の項目で(クラス編成は有意義か?)教職員の評価と生徒の評価に大きな差異がみられる。このことについて次の点が考えられる。
 ① クラス編成の有意義さが教職員と生徒で共有されていない(有意義さの意味)
 ② クラス編成の目的やねらい、特に特進クラスを再編成した経緯や意図が共通理解されていない
※これらの件について検証する必要があると感じる。

・「学校評価」R4とR5を比較をしてコメント
① 教職員が生徒の学習に対する意欲が昨年度から大きく低下したと評価した要因を探る必要がある。一方生徒は意欲が89%と高評価だった。この差をそれぞれどのようにとらえているかを調査する必要がある。学習評価に関しての共通理解を図る必要性を感じる。
② 1・2年生の特進ABコースを一本化したことの影響か、教職員の「コース制のクラス編成」に対する認識を確認する必要があると思う。全体としては高評価であり部活動の充実がみられる。指導されている先生方の熱意、保護者の先生方への信頼が感じ取れる。
③ 全体的に高評価。特に保護者の評価が上昇していることは、保護者の期待にそう進路指導が展開されていることがうかがえる。

2.教科等の状況

④ 生徒指導の状況
⑤ 保健管理の状況
⑥ 安全管理の状況

(自由記述欄)

・ 地域において少なからず毎年問題点が多い。強い指導をお願いしたい。
④ カウンセリング・リマインドに関しては教職員はやや厳しくとらえているが、生徒・保護者の評価は上がっていることから生徒の悩みに寄り添う姿が評価されていると捉えられる。制服を正しく着こなしていることに関しては生徒が「そう思う」が83%に対して、教職員が7%で、どうしてこのような大きな差が生じるのかを調査する必要がある。
⑤ 教職員がやや厳しい評価をしている。健康管理面と安全指導面の両面から具体的に探る必要がある。
⑥ 教職員の「そう思う」は5%、保護者も28%と低い評価にとどまっている。加えて教職員は「あまりそう思わない」が36%「そう思わない」が10%であわせて46%に達している。今求められる防災・危機管理の在り方について点検してみる必要性が感じられる。

3.学校の管理運営の状況

⑦ 組織運営の状況
⑧ 教職員の意欲・資質及びその向上に向けた取り組み状況
⑨ 教育目標の設定と自己評価の実施状況
⑩ 学校関係者評価等の実施状況
⑪ 設置者と学校の連携状況
⑫ 施設・設備の状況

(自由記述欄)

・ 予算面での問題もあると思いますが、外回りも含めて整理整頓に努めてもらいたい。
・ 組織運営に関して次の点について学校全体の取り組み状況を再確認する必要があると感じる。
 ① 校長の学校経営方針を教職員全体に浸透させるための手段は適切か?
 ② 学校運営の状況を短いスパンで評価・改善するマネジメントサイクルが確立されているか?
 ③ 学校経営や学校運営において教職員が意欲をもって参画や参加できるようなボトムアップが図られるシステムが確立されているか?
⑦ 勤務時間の管理、教職員研修、個人情報の管理が適切に行われていると思われる。
⑧ 生徒は前年度同様の結果である。保護者は若干評価を上げている。この項目に関しては教職員の自己評価は毎回厳しく本年度は昨年度より15ポイント下がっている。生徒に学力を身につけさせたいという強い思いが厳しい自己評価となって表れているように思われる。全校一斉「実力診断・判定テスト」の実施、総合進学コースにおける朝学習「クラッシーによるテスト配信:週3回」に取り組むなど。基礎学力の向上、学習習慣の確立を目指す取り組みがみられ、継続させたい。
⑨ 学校教育目標が「絵に描いた餅」ではなくしっかり定着しているように思われる。9割近くの教職員が指導にやりがいを感じていることは学校経営の方向性に間違いないことを示している。
⑩ 客観的な評価を取り入れ学校改善に活かそうとする姿勢が認められる。 ⑪ 具体的な連携内容は分かりかねるので評定とコメントは差し控えます。 ⑫ 教職員の「そう思う」が7%と厳しい。「ややそう思う」の62%がカバーしているが教職員の意識調査が必要である。

4.学校・家庭・地域との連携協力の状況

⑬ 学校に関する情報公開の状況
⑭ 学校と保護者・地域住民等との連携協力の状況

(自由記述欄)

・ 4年前からコロナ禍の関係で学校と地域との交流が止まった状態にありましたが、校長を始め積極的な姿勢があれば町内会としては協力できることはすすめていきたいと考えています。お願いしていた市民踊りへの参加、共同でのゴミ拾い、スポーツ等への応援など、相互協力はコミュニケーションづくりに大切な部分であると思います。東高校の生徒さんは住吉町市営住宅での灯油配達をしています。高齢化社会においてお年寄りへの気遣いも将来ある生徒さん達に思いやりの心を身につけさせるのもいいと思います。
・ 第三者委員会でもお話ししましたがPTA活動やその組織について時代の変遷とともに再考の時期がきていると感じます。
⑬ 教職員の「そう思う」と「ややそう思う」の合算で8ポイント下がっているが、保護者は逆に10ポイント上がっている。学校の情報発信の状況と保護者が求めている情報内容との間に乖離がみられる。
⑭ PTAそのものの在り方について今後考えていく必要を感じる。

5.学校の総合的な状況

・ 昨年からコンビニにおける事件があり町内会の中では駒澤さんに対する良いイメージを持っていません。以前には野球部等での町内ゴミ拾いをしていただき感謝の時もありましたが、現在は良いイメージにはなっていません。市内全体にアピールをして色々なスポーツや文化に対する発表もいいですが、まずは足元の町内会の信用とコミュニケーションが大事であると思います。
・ 少子高齢化が加速度的に進む時代において、公立高等学校に関しては配置計画が継続的に進められているが、私学においては、これからの時代の生き残りをかけて特色ある、そして魅力ある学校づくりがより一層求められると感じる。貴校においても教職員が総力をあげて子どもたちが通いたい、保護者が通わせたい学校をつくり上げることを期待したい。
・ 第三者委員会には本来管理職も出席したほうがよい。そして、全教職員でアンケートで指摘されている件を共有し、アンケート項目を各分掌で検討提案してもらい次年度へつなげていってもらいたい。
・ 入学させてよかったの項目、保護者で「そう思う」66%、「ややそう思う」34%であわせて100%。生徒の95%の結果は学校経営の確かな指針となるものである。
・ レストラン運営に関する評価項目は必要なのだろうか。必要であれば文言等を整理する必要がある。
・ パソコンやタブレット端末を使い、インターネットを介して知識や情報の伝達を行ういわゆるICTの導入にも積極的で1学年全員にタブレットを配布し活用することなどは評価に値する。
・ 是非評価基準を検討をされるとよいと思います。教職員、生徒、保護者の三者に共通して聞きたいこと。教職員、生徒、保護者のそれぞれに聞きたいこと等、聞いてみたい内容を精査することをおすすめします。PTAのことなどは生徒に聞いてもあまり意味がないように思えます。主体性の育成などは保護者の方に聞いても答えづらい内容かもしれません。思春期ど真ん中の子供たちを預かることは苦労が絶えません。予想もつかない行動をしてしまうことも度々でしょう。起きてしまったことはどうしようもありません。大事なことは、そのことにどう向き合い、また向き合わせて、どう導くかという事です。開かれた学校運営を目指し、客観的評価を踏まえつつ生徒の教育のために絶えず工夫改善に取り組んでいる姿勢に心から敬意を表します。貴校のますますの発展をご祈念申し上げます。

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